国宝館を出ると落慶法要を終えた中金堂が眼に入ります。 大屋根の四隅に垂らされて幡が風に泳いで優美ですね。 金色の鴟尾も華やか。 |
金色に輝く風鐸と美しい幡。近くにいらっしゃった興福寺スタッフに聞くと、風鐸は邪鬼除けの目的もあり、風に揺られて鳴る風鐸の音が聞こえる範囲は聖域として護られているそうです。普段は気にしない部分ですが、意味を教えて頂くと他の建物も見てみたい! |
この機会に他の風鐸を調べてみます まず、最初は東金堂と五重塔 (写真は3年前に建設工事中の中金堂から撮影した東金堂と五重塔) |
東金堂の風鐸 |
五重塔の風鐸 |
五重塔の風鐸は初層の四隅にだけ |
五重塔が初層だけに風鐸を持つなら三重塔はどうでしょう 現在の興福寺伽藍で一番古い建物です |
なんと三重塔には風鐸はありません |
三重塔の反対側には南円堂 この八角堂はどうでしょうか |
南円堂の風鐸 八角堂の屋根に八つの風鐸が吊されているようです |
今度は北円堂に向かいます |
北円堂の風鐸 |
最後は仮講堂 |
仮講堂にも風鐸がありました |
なぜ三重塔だけ風鐸がないのでしょうか すっかり陽が西に傾いてしまいました 梵天、帝釈天の特別公開もお勧めですが興福寺伽藍をジックリと観察することも面白いですよ。 |
帰り道、荒池の木々はすっかり秋の装いです 今年の奈良の冬は早く来るのかな |
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