●片岡梅林の梅が見頃を迎えました
片岡梅林については奈良市観光協会HPには次のように紹介されています。『奈良公園内にある梅林。春日大社参道一の鳥居付近から料理旅館「江戸三」の方向に歩いていくとやがて250本ほどの梅林がある。円窓亭を取り囲むように植えられ、地名から片岡梅林と呼ばれている。』
丸窓亭は鎌倉時代に建てられた宝形造の建物で、四方の板に丸い窓がくりぬかれています。元々、春日大社の経蔵(お経の倉庫)であったようですが、明治27年に現在の場所に移築され、国の重要文化財にも指定されています。
この丸窓亭の西側から北、そして東側に梅林が拡がります。こちらの梅は剪定が行き届き、いずれもコンパクトな枝振りです。天気が良い日は雌鹿と子鹿たちが梅林の中で日向ぼっこを楽しんでいます。ここの良い所は、梅の花と鹿を一緒に観賞できる事ですね。
見頃を迎えた梅は全体の半分ほどで、残りの梅は開花まで少し時間がかかりそうでした。また、ここからすぐ南には浮見堂を見下ろすことができ、その周辺は桜の木がたくさんあります。来月には桜の花を楽しむ事ができます。〈片岡梅林までは当店から徒歩約15分〉
白梅を手前に丸窓亭を撮影しました |
今度は紅梅を手前にして丸窓亭を撮影してみました |
丸窓亭から見た浮見堂 |
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