鍋のお野菜は「大和マナ」「結崎ねぶか」などの 大和野菜のほかに白菜、榎茸、白葱 |
●飛鳥鍋(昔はそう読んでいたかどうか判りませんが)は昔から奈良盆地南部の農家に伝わるお料理で、特別な日に旬の野菜と飼っていた鶏の肉を山羊の乳で煮込む特別な"御馳走"でした。起源には諸説がありますが、渡来人が冬の寒さを凌ぐために鶏を山羊の乳で焚いたのが始まりだとも言われます。
昔は山羊の乳でしたが現在は、鶏ガラ出汁と牛乳で鶏肉と野菜を焚きます。味付けは各家さまざまの様で、味噌を入れる家、生姜を入れる家、七味唐辛子をタップリ入れる家、仕上げに溶き卵を加える家など。当店の飛鳥鍋は、白味噌と薄口醤油で味を調えまろやかな味に仕立てております。最後は黒豆御飯を加えた雑炊でシメ。
あすか鍋御膳は、一日10名様ランチタイムのみのご提供です。(税込1,800円)
鍋のシメは黒豆御飯の雑炊で |
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