2014年7月18日金曜日

はり新の周辺観光案内 〜 喜光寺 〜

喜光寺は蓮の花で有名


825日まで「ロータスロード」と銘打って薬師寺、唐招提寺、喜光寺の蓮を楽しむ企画が催されています。


綺麗な南大門です


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●奈良盆地も蒸し暑い日が続くようになりました。もうすぐ梅雨明けでしょうね。ちょうど今、蓮の花が綺麗に咲いていると聞き、西の京〜菅原の三寺をお参りして来ました。今回は、その中から喜光寺をご紹介したいと思います。
   
試みの大仏殿と呼ばれます
喜光寺の受付で頂いたパンフレットによると、「喜光寺は奈良の都のほぼ中央に当たる平城京右京三条三坊に位置し、養老5年(721年)、行基菩薩によって創建。古くは「菅原寺」と呼ばれていましたが、天平20年(748年)に聖武天皇が参詣された際、ご本尊より不思議な光明が放たれ、そのことを喜ばれた天皇より「喜光寺」という寺号を頂いた。」そうです。お寺の多い奈良公園エリアから離れているため見落としがちですが、これは素晴らしい歴史のお寺ですね。行基菩薩は東大寺造営に当たり、喜光寺の本堂を参考にされたという伝承から、この寺は「試みの大仏殿」といわれるそうです。そう言われれば、本堂は大仏殿を連想させるものがあります。
とぐろを巻いた蛇の姿ですが、頭部は
老人の顔にも見えます
また、「菅原」という地名から気付かれる方もいらっしゃると思いますが、この菅原の里は菅原道真の誕生の地と言われるところです。学徳円満・合格祈願の寺としても信仰を集めているそうです。

本堂の裏側には弁天堂があり宇賀神王が祀られています。特別開扉は毎年7月中旬の「施餓鬼供養法要・暁天講座」の3日間だけですが、今年は特別に825日まで開扉されるそうです。財福等に霊験あらたかと言われる神様です、私も充分に時間をかけてお参りさせて頂きました(笑)。

約100種類、200鉢を越える蓮の花が境内を覆う様子は、さながら阿弥陀仏の極楽浄土を映し出したかのよう、と表現されます。今年は、開花が50年に一度、100年に一度とも言われる双頭蓮が咲きました。あいにく私が喜光寺に行くことができたのは、双頭蓮が散った後でしたが、残った花托も50年に一度の貴重な物です、しっかりとデジカメに保存させて頂きました。
薬師寺、唐招提寺を拝観される方は是非、足を伸ばされて喜光寺も拝観されることをお勧めします。当店から喜光寺までは近鉄奈良駅から電車と徒歩で30分ほどです。

私が参拝した1週間前には
双頭蓮が咲いていた
そうです。50年に一度の吉兆!


花托だけでも撮影させて
いただきました!

石仏も魅力です




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