井戸に蓋をして半夏生餅、蛸を食べましょう。
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●雑節の一つ「半夏生」は、かつて農家さんには大切な暦日でした。この日までに農作業を終えて、ここから五日間は休みをとらなければなりません。特に半夏生の日は天から毒気が降るとか地に毒が生じるとの言い伝えがあり、井戸に蓋をして毒気を防ぎ、この日に採った野菜を食べてはいけないとされました。また、この頃には麦を混ぜた「半夏生餅」や旬の蛸を好んで食べました。奈良県は農業の盛んな土地なので、この様な風習が色濃く残る地域があります。
先日6月30日は、1年の折り返しでした。「夏越しの祓」桜井市の大神神社さんにお参りしてきました。7〜8月、奈良盆地は特に暑い日が続くことが予想されますが、7月7日には興福寺三重塔の特別開扉、8月1日〜12日までは五劫院特別開帳、8月5日〜14日までは燈花会、8月15日には大文字焼きが予定されています。本年後半も奈良県、そして当店はり新をどうぞよろしくお願い申し上げます。
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